製品情報

熱源を可視化するサーマルカメラを用いた交通管理システム

概要

FLIR製サーマルカメラ『ThermiCam(サーミカム)』を用いた現場向け交通管理システムです。遠赤外線を利用したサーマルカメラですので、夜間でも悪天候の中でも、24時間検知を実現します。また車線毎の台数、車速の計測や大型小型の判別、速度履歴の閲覧、任意エリアの占有率算出など交通管理に必要な情報を取得することが可能です。

全天候、24時間運用

サーマルカメラのセンサーは遠赤外線の強弱(温度差)を検知し、計測した温度に合わせ画像を生成し表示しています。したがって、視界が遮られる悪天候時、暗闇でも安定して運用することが可能です。

遠隔監視用制御ボックス

道路脇に設置してすぐに運用可能なよう、専用制御機器をご提供できます。設置後に携帯電話網を用いて道路状況を遠方地で確認することが可能になります。

他システムと連動

遠隔監視用制御ボックスには、外部機器と接続するためのシリアルポートを備えています。当ポートを利用することで、他システム(情報板やデータロガー等)と連動することが可能になります。

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WCNセンサー(車両個体識別センサー)

概要

ETC車載器の固有番号WCN(ワイヤレスコールナンバー)を取得するセンサーです。工事現場のゲート管理や、SA/PAの利用状況調査、2地点間での所要時間調査等、個体を識別できるため、様々な活用が見込めます。

高い取得率

検出エリア内を走行する車両については高い取得率を誇ります。

ETC1.0、2.0両対応

従来のETCとETC2.0両方に対応しています。また、ETC2.0のみ取得することも可能です。

制御機器付属

基本機能として、WCN取得処理、WCNの暗号化機能、サーバ通信機能、通信断時のデータ保持機能等があります。また、必要に応じてカスタマイズも可能です。

WCN(ワイヤレスコールナンバー)とは

ETC車載器は、ワイヤレスコールナンバー(以下WCN)と呼ばれる無線管理者からの問い合わせに対して自己IDを返信する機能を有しています。あくまで通信の相手方を識別するための符号です。当センサーは、ETCの処理手順内のWCN問合せ処理のみ実施しているため、個人情報等へのアクセスは行っていません。

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MACアドレス取得による所要時間提供システム

概要

道路利用者が保有するデジタル機器からBluetoothのMACアドレスを取得し、地点間でマッチングを行うことで所要時間を計測します。その計測結果を「簡易型情報板」に自動連動して所要時間情報の提供を行います。

BluetoothによるMACアドレス取得イメージ

定期間隔で周囲のBluetooth情報の検索を行い、取得出来たMACアドレス及び、取得時刻のデータを収集し、端末内に保持します。

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簡易車両検知連動システム

簡易車両検知連動システムは、簡易車両検知機から得られる速度情報を受け、LED情報板(以下、情報板)を自動制御するシステムです。主な用途として、渋滞対策又は速度抑制に使用します。

概要

従来、速度情報に応じた情報板の表示切換え作業は、速度情報の監視者、表示内容の決定者、表示切換者が必要でした。そのため、作業従事者の手配や、連絡ネットワークの構築、運用方法の検討等、渋滞対策や速度抑制対策に、多大なコストと労力が必要でした。簡易車両検知連動システムは、情報板表示切換えの一連作業(下図の″処理の流れ″参照)を、無線通信とソフトウェアによる自動化する事で、コストと労力の削減を実現しています。

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Neo-Zaltys(計測モニタリングシステム)

システム概要

Neo-Zaltysロガーは、土木・建設現場で使用する騒音、振動、風速等、様々な計測データの収集、解析、管理を自動的に実施するシステムです。これまでの計測では、現地に設計した計測機器のデータを現地に出向き収集していましたが、Neo-Zaltysロガーの導入により、現地に設置した計測機器のデータをモバイル回線を介しクラウドサーバに格納する事で、遠隔地にあるデータを自動的に収集する事が可能となりました。収集したデータは、自動的に解析を行い、WEB画面で視覚的に行うことが可能です。また、Neo-Zaltysロガーは、騒音、風向風速、雨量等様々な計測器に接続可能で、幅広い計測業務に適用する事が出来ます。

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全周囲道路映像 CV-RAVI(Road Around View Information)

概要

全周囲道路映像(CV-RAVI)は、「IMS3(全天球カメラ2台と高性能GNSS等)」で撮影した全周囲映像を
「CV(Camera Vector)処理」を活用した3次元座標付き360°全周囲道路映像です。Webによるデータ配信が可能なため、パソコンをはじめタブレットやスマートフォンのブラウザから利用することができ、高速道路や鉄道等のインフラにおける維持管理業務に効果を発揮します。

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擁壁点検アプリ with GeoScan

概要

OPTiM Geo Scan (オプティム ジオスキャン)とは
OPTiM Geo Scanは、スマートフォンを活用し、地形・構造物などの現場情報を効率的かつ高精度にデジタル化できるアプリケーションです。
専門知識がなくても、撮影・記録・3D化・共有が可能で、測量・点検・調査のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援します。

宅地擁壁の健全度診断アプリとは
盛土規制法の改定に伴い、変状箇所の測量や健全度評価など、宅地に設置された擁壁の点検作業を効率化・標準化するために開発された、OPTiM Geo Scanのアドオン機能です。
従来、紙の点検票に手書きで行っていた点検業務を、スマートデバイス上で簡単・確実にデジタル入力できるようになりました。

機能紹介

現地での入力作業が可能

紙への転記が不要となり、作業時間を短縮し現場の負担を軽減します。

点検結果を自動で整理・出力

写真や位置情報と連動し、報告書作成もスムーズになります。

健全度の評価基準に対応

国土交通省が定める「宅地擁壁の健全度判定・予防保全対策マニュアル」にも準拠しています。


現場の声を反映した実用的ツールで、擁壁点検の“見える化”実現します。

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